入札の流れ

これから入札を始めたいと考えている方にとって、気になるのが「そもそもどのような流れで進んでいくのか」という点ではないでしょうか。

入札の初心者であれば、落札までの流れは想像もつかないものです。しかし、入札を始めるのであれば、最低限「具体的な流れ」は把握しておく必要があります。

そこで、今回は入札の流れについて、ステップごとに詳しく解説します。

入札の流れについて

入札はどのように進んでいくのでしょうか。資格取得から落札までの流れを見ていきましょう。

入札を始めるための資格を取得

入札を始めるにあたり、まずやらなければならないのが「資格取得」です。

入札は誰でも簡単に始められるわけではありません。入札資格を持つ者のみが始められるため、まずは資格取得が必須です。

なお、資格を取得する際に選べるのは「官公庁」「一部外郭団体」「地方自治体」の3つです。全省庁統一資格を取得すると、国の機関と一部外郭団体への入札が可能になります。一部外郭団体と地方自治体においては、独自の入札資格となります。

ちなみに、資格を申請するにあたり、費用がかかることはありません。

資格の申請方法や取得方法などは取得する資格によって異なるため、各団体などのホームページを確認しましょう。

入札案件をチェックする

無事に入札資格を取得できたら、入札案件をチェックしていきます。

入札案件を見つける方法は「自社で収集する」もしくは「入札関連のサービスを利用する」の2つです。

自社で収集する場合は、社内の人材が入札案件を収集しなければなりません。外部に依頼するわけではないため、コストを抑えつつ案件を収集できます。しかし、数千にも及ぶ発注機関をリサーチするのは難しく、高い競争率の中で入札することになりかねません。

一方、入札関連のサービスは、入札案件を収集し、情報を公開してくれるため、自社の負担を軽減できます。しかし、利用料金が発生するため、社内の経済事情によっては利用が難しい場合があります。

いずれの方法も一長一短であるため、自社に合った方法を選び案件を探しましょう。

受け取った仕様書を確認する

入札に参加する案件が決まったら、案件の「仕様書」を受け取ります。仕様書の内容にしっかりと目を通し、不明点がないかを確認してください。

なお、仕様書を受け取る際、説明会に参加しなければならない場合があります。入札参加の時点で説明会参加の有無について説明があることがほとんどですが、心配な方は直接担当まで問い合わせることをおすすめします。

選んだ案件に入札する

選んだ案件に入札をします。見積書などの必要書類を揃えて各担当に提出してください。

また、入札方法には、会場の専用の箱に入札書を入れる「会場で入札する方法」と、インターネット上で完結する「電子入札」の2種類があることを覚えておきましょう。

落札

入札後に発注者によって落札者が決まります。もし、自社が落札された場合は発注者と契約を交わして、今後の業務計画を立てていきましょう。

ちなみに、落札結果については、会場およびサイト上などで公開されます。入札金額なども発表されるため、今後の参考として落札情報を収集しておくこともおすすめです。

入札の流れはが意外とシンプル

入札と聞くと難しそうなイメージがありますが、流れそのものは意外にもシンプルです。

おおまかなステップを理解していれば、スムーズに落札まで進めることができるでしょう。

入札の流れについて気になっていた方は、今回ご紹介した内容を頭に入れたうえで、必要な準備を進めてください。
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官公庁の入札の流れについての詳しい説明は下記をご覧ください

指名競争入札の流れについての詳しい説明は下記をご覧ください
一般競争入札の流れについての詳しい説明は下記をご覧ください
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