【 お役所用語ノート 】(3)

入札に参加する際、多くの調達担当官とやりとりをしていて、お役所でよく使われる用語があることに気づきました。そこで、本シリーズでは、お役所関連の用語を紹介していきます。お役に立てましたら幸いです。

【 お役所用語ノート 】

開庁

官公庁や自治体の機関が業務をおこなう(開始する)こと、また、新しく公的機関や庁舎を設立することを開庁といいます。「開庁日」「開庁時間」や「〇〇庁(新庁舎)の開庁」といった使われ方をします。

閉庁

官公庁や自治体の機関が業務を休む(終了する)こと、また、公的機関や庁舎を閉鎖することを閉庁といいます。「閉庁日」「閉庁時間」や「〇〇庁(庁舎)の閉庁」といった使われ方をします。

予算要求

事業部門長が財務部門長に対して、自部門が必要とする金額を予算として要求することを予算要求といいます。

ゼロ査定

予算要求を受けた財務部門では、その内容を審査して予算として計上するか否かを判断します。このことを査定といいます。そして、査定の結果、予算として計上しないことをゼロ査定といいます。

復活要求

ゼロ査定となった場合、事業部門長は財務部門の上の長に再度予算要求をすることができます。これを復活要求といいます。

公印

官公庁や自治体などの公的機関であることや、官職であることを証明する印章を公印といいます。

内示

組織内で内々に知らせることを内示と言います。公務員には春と秋に大規模な人事異動がありますが、その時など「人事異動の内示」といった使われ方をします。

公示

広辞苑によると、公示とは「公の機関が一般の人々に広く知らせること」とあり、「公示地価」や「選挙公示日」などという使われ方をされます。

告示

公示と同様の意味を持ちます。また、行政機関が決定事項を周知する場面でも用いられ、「内閣府告示」や「〇〇省告示」といった使われ方もなされます。

公告

公示・告示と同じ意味に使われますが、公示・告示では公的機関が主体であるのに対し、公告は民間事業者も主体になりえます。「入札公告」や「決算公告」といった使われ方がなされます。

 

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