確実に利益を得るために、複数の入札に参加を希望する方もいるでしょう。
今回は多重入札を行い、多数の案件を落札できた場合に起こりえるリスクについてご紹介します。
入札への参加を検討している方は、ペナルティを負わないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
多重入札をすることで起こりえるリスクとは？
入札に参加して落札した案件は、必ず実行するのが基本であり、契約辞退は認められていません。
また、正当な理由がなく辞退した場合、処罰される可能性もあります。
例えば、競争入札の参加資格が一定期間で取り消されたり、損害賠償金を請求されたりとのことです。
正当な理由として認められる辞退とは、配置を予定の技術者の退職・病気・死亡により代わりとなる人がいない場合、繰り上げ落札候補者になったことにより技術者の配置が難しくなった場合、廃業や建設業の取り消しされた場合となります。
多数の落札などにより、技術者が配置できないための辞退はペナルティの対象です。
リスクを負わないためにも、安易にたくさんの入札に参加するのではなく、実行可能であるかを事前に検討しましょう。
多重入札にはリスクもあることを頭に入れておくべき
今回は、多重入札のリスクについて紹介してきました。
自社にとって多重入札を行う必要があるか判断する材料となりましたでしょうか？
処罰をされたり、今後の信用を失ったりしないためにも、多重入札は避けた方が無難かもしれません。
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