指名競争入札の流れ

指名競争入札の5つの流れ|指名業者登録から契約まで徹底解説

一般競争入札が一般的であることから、指名競争入札には参加しないという方もいます。
しかし、指名競争入札に参加することで、一般競争入札ではなかなか落札できない案件を取得できる可能性も高まりまるため見逃せません。

そこで今回の記事では、指名競争入札に参加したことがないという方に向けて、入札の流れについてステップごとに解説していきます。
一般競争入札にしか参加したことがないという方も、記事の内容を参考にしながらぜひ参加を検討してみてください。

指名競争入札の流れとは?

指名競争入札の流れについて、順を追って解説します。

流れ1:指名業者として登録をする

入札に参加するためには、まず指名業者としての登録を行います。
対象の自治体に申請書を提出し、指名業者としての登録を行わなければ指名されることはありません。
まれに、登録されていない業者でも指名を受けることもありますが、発注側が自ら業者を探すケースに限られているため、指名業者のリストに登録されたほうが指名される確率は圧倒的に高くなります。
まずは指名業者リストに登録されるため、申請書を提出しましょう。

流れ2:入札執行の通知を受け取る

入札執行の通知を受け取る流れです。
指名競争入札を行うときには、発注側が指名業者登録リストの中から業者を指名し入札執行通知を送るので、業者側は通知を受け取ります。
通知書には入札の日時や場所、支払いに関する情報、案件の内容などが記載されているため、入札執行の通知を受け取ったら内容をよく確認してください。

流れ3:設計図書・仕様書の内容を確認する

入札執行通知を受け取ったら、設計図書や仕様書の内容を確認する流れに進みます。
設計図書や仕様書の内容に不明点がある場合は、質問をして詳細を確認しておきましょう。
設計図書・仕様書を閲覧できる期間は、通知が行われてから入札が開始されるまでとなっており、工事の金額により1~15日間と変化します。

流れ4:入札する

指名競争入札当日になったら入札を行います。
入札の方式は各自治体により異なることがありますが、入札書に税抜の金額を記入してそのまま提出する方式が一般的です。
入札執行通知書の内容を細部まで確認して、当日の入札を行ってください。

流れ5:契約を締結する

もし落札できた場合は、発注側との契約を締結します。
入札の結果、最低制限価格以上で最も低い金額を記入した業者が落札者となり、発注側との契約書の取り交わしや契約保証金の納付などが行われます。
入札日当日が契約日になることもあるため、落札に備えて契約の準備をしておきましょう。

指名競争入札の流れを把握して新たな契約を

今回は、指名競争入札の流れについて解説してきました。
自社にとって指名競争入札に参加することが必要か判断する材料となりましたでしょうか?
入札の流れでは指名業者として登録してもらうために申請書の提出が必要となりますが、その他の部分では一般競争入札とそれほど違いはありません。
今回の記事の内容を参考にしながら参加して、新たな契約を勝ち取ってはいかがでしょうか。
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