横須賀市の入札情報の調べ方や参加方法

日本国内の地方自治体では、民間業者へ業務を発注するとき入札が行われます。
横須賀市では、工事・業務委託・物件発注に対する競争入札や競争見積り合わせに、電子入札を取り入れています。
参加するには、インターネット経由で行う事業者登録などの準備が必要です。
今回は、横須賀市の電子入札における全体の流れをご説明します。
具体的には、パソコンの推奨環境や事前に用意する物といった基礎知識から、入札案件の調べ方をはじめとする電子入札システムの使い方など、実践的な部分まで含めた内容です。
初めて入札に参加する方はもちろん、ほかの自治体で行われる入札に加えて、横須賀市の入札を検討中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

横須賀市の入札情報の調べ方

横須賀市の入札発注情報は、横須賀市公式ホームページ上の「入札の広場」に設けられた「入札情報ポータルサイト」を確認すると調べられます。
発注掲示板にある業種をクリックし、電子入札システム発注分から発注中案件一覧の表示が可能です。
案件に対する入札参加条件や注意事項は、業種欄の青字部分に貼られたリンク先のリストにある案件名から確認してください。
横須賀市の入札情報ポータルサイトでは、ブラウザの戻るボタンや再読み込みボタンが使えません。
使用するとエラーメッセージが表示され元のページに戻れなくなるため、必ずページに表示されている戻るボタンを使用しましょう。

横須賀市の入札に参加する際の流れ

入札作業を開始するときには、「横須賀市電子入札Jアプリ」をスタートし「入札情報ポータルサイト」の電子入札ログインをクリックします。
アプリ実行中でなければ入札操作ができないため、起動したけれど邪魔になって終了してしまったということがないよう注意が必要です。
業者番号とパスワードを入力しログインすると、画面がメインメニューへ移ります。
上部に工事や業務委託などのタブが表示されますが、事前に登録した種別のページのみ確認可能です。
新規案件の項から入札可能な案件を探し、公告文を表示してください。
下部の入札参加申請書編集ボタンをクリックし、内容確認ができたら送付しましょう。
参加申請書が承認されたら、メインメニューにある参加中の案件に入札書送付のボタンをクリックしてください。
注意事項や内容を確認して、入札金額の入力や必要な文書の添付を行い、入札書を送付すると作業は完了です。
送付の前に入札書の暗号化を行う必要があるため、忘れずに該当ボタンをクリックしましょう。
質問書や入札辞退届の提出、入札結果の確認も同じページで行えます。

横須賀市の入札に参加する際に必要な準備

横須賀市の電子入札に参加するには、パソコンのOSがWindows 64ビットであるか、Internet Explorer 11ブラウザが入っているかを確認しましょう。
次に、「入札情報ポータルサイト」の新規登録のご案内から 1 次申請を行ってください。
横須賀市の入札では、市が発行する電子入札専用CDが必要となるため、会社の基本情報や契約者情報を入力すると同時に、CD購入欄も忘れずにチェックしましょう。
1次申請が終了し、仮業者番号と仮パスワードが発行されると2次申請へ進めます。
2次申請が完了したら申請書を印刷して押印し、登記謄本などと合わせて、財務部の契約課へ提出しましょう。

郵送または持参により書類提出を済ませ審査を通過すると、登録完了通知とともに、入札に必要な業者番号やパスワードの記載された書類、CDが届きます。
横須賀市の電子入札は1回の申請で複数の種別へ登録できますが、ひとつの事業者に対して業者番号・パスワード・CDはひとつずつです。
複数業種の入札に参加するときに、業種ごとに契約者が分かれる場合は、業者番号などをコピーしてください。
コピー後は、紛失などに気をつけましょう。

横須賀市の入札に参加する前はマニュアルを熟読しよう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、横須賀市の入札における全体的な流れがご理解いただけたと思います。
横須賀市は電子入札にアプリを使用しているなど、手順が煩雑であるため、マニュアルを読むなど事前確認をしっかりと行うことが大切です。

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