徳島県の入札の流れや準備する物

日本国内でのIT化が進み、紙による入札からインターネットを経由する入札へと変更する地方自治体が増えています。
徳島県では、2007年度から農林水産部や教育委員会が発注する建設工事や工事関連の業務委託に対して、インターネットでの電子入札を完全導入しました。
徳島県の入札制度は、一般競争入札(通常入札・入札後審査方式)、公募型指名競争入札、指名競争入札の4種類があり、参加するにはそれぞれに相応の準備が必要です。
今回は、徳島県の電子入札へスムーズに参加できるよう、入札案件の調べ方や準備物など、全体的な情報を分かりやすくご紹介します。
徳島県での入札を検討している方はもちろん、徳島県で初めて入札をするために準備を行っている方も参考にしてみてください。

徳島県の入札情報の調べ方

徳島県は電子入札に特化したシステムを整えているため、入札可能な案件などの情報は「徳島県入札情報サービス」というホームページから調べられます。
徳島県の公式ホームページにある「事業者の方」というタブをクリックすると出てくる、「徳島県電子入札ホームページ」からアクセス可能です。
また、インターネット上の検索エンジンを利用して「徳島県 入札」と検索しても見つけられます。

入札可能な案件があるかどうかは、「徳島県入札情報サービス」のトップページ、「入札情報」という部分から確認しましょう。
入札情報のページを開くと、発注先や入札方法ごとに分けてリストアップされた案件の詳細確認が可能です。

「徳島県入札情報サービス」は、入札案件以外に入札結果も確認できる重要なシステムです。
トップページからpdfファイルの操作マニュアルを見られるようになっているので、徳島県の入札情報を調べるときには、事前にしっかりと確認しておきましょう。

徳島県の入札に参加する際の流れ

徳島県の入札の流れは、まず電子入札システムにログインすることから始まります。
ログインできたら、「調達案件検索」から入札に参加できそうな案件を探しましょう。
発注先や入札方式、案件種別など細かい条件での検索が可能です。

一般競争入札と公募型指名競争入札の場合は、案件を見つけたら入札参加申請書をインターネットで提出します。
指名競争入札では、徳島県側が参加業者を登録業者の中から選択します。
選ばれると指名通知が届くため、見逃さないよう注意してください。

基本的には、申請書が受理されたことを確認して入札書を提出する流れになります。
ただし、申請書受付票や参加申請確認通知書、指名・非指名通知書を受け取り確認する作業が必要な場合もあるため注意が必要です。

また、徳島県は電子入札システムを時間により管理していると覚えておくことがポイントで、締切時間ギリギリに送信すると、通信中にタイムアップになってしまうことがあります。
提出には、時間的な余裕を持っておくと安心です。

入札書提出後は、入札書受付票や入札締切通知書を受理しましょう。
落札者が決定し、落札者決定通知書が届いたら、落札結果の確認を行います。

徳島県の入札に参加する際に必要な準備

徳島県の入札に参加するには、インターネットに接続可能で、Windows 8.1またはWindows 10のOSを備えたパソコンを準備しましょう。
ほかにも、HDDの1ドライブにおける空き容量が1.0GB以上、Internet Explorerのバージョンは32bit版の11など複数の条件があります。
徳島県の入札に参加するために、新たなパソコンを購入する場合は、事前によく確認する必要があるでしょう。
パソコンの環境が整ったら、ICカードタイプの電子証明書を購入して、適切な設定を行います。
パソコンや電子証明書が揃うと、徳島県の電子入札サービスにログインし、利用者情報が登録できるはずです。

徳島県の入札は参加する前にしっかりとリサーチしよう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、徳島県の入札における流れや事前準備方法がご理解いただけたと思います。
徳島県では4種類の入札方法に電子入札システムを活用しており、種類によって少し流れが異なるため、しっかりと準備をして入札に進んでください。

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