プロポーザル案件に挑戦してみよう!

本記事では、プロポーザル方式の入札案件の情報収集や参加のしかたをご紹介します。

※「プロポーザル案件って何!?」という方は、別レポート(ホーム>入札お役立ち情報一覧>入札とプロポーザルの違い)などもご覧ください。

 

プロポーザル方式は企画競争方式とも呼ばれ、事業者からの企画・提案内容と事業者の信用度などを総合的に評価して落札業者を決める入札方式です。一般競争入札のように価格重視ではないため、「利益を確保しやすい」という利点があります。高い利益率を見込めるため、チャレンジしてみようという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回は、このプロポーザル方式の入札案件(以下、プロポーザル案件)の情報収集や参加のしかたについて解説していきます。

 

1.プロポーザル案件の情報収集や参加のしかた

プロポーザル案件はどこで調べる?

プロポーザル案件は、公的機関の公式ホームページの中の「調達情報」や「入札情報」、「契約情報」などといったサイト内にて公示されます。また、「プロポーザル情報」などという独立したサイトを設けている機関もあります。

なお、「総合評価方式」という入札案件もありますが、これは、企画・提案内容と事業者の信用度に加え、”入札価格”も評価対象となりますので、プロポーザル案件とは別のものとして考えます。

プロポーザル案件に参加するには?

プロポーザル案件への参加の流れは様々ですので、募集要項を取り寄せ、その指示に従って参加します。

 

例えば、筆者のオフィスのある地域の自治体のホームページに、筆者の本業に関連する案件がありましたので覗いてみました。募集要項によりますと、「参加表明書・企画提案書等提出」→「第一次審査(書類審査)」→「第二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング)」という過程を経て、委託業者が決定されるようです。予算は、なんと1,000万円(税込)です!

提出書類は、一般的な入札と同じく、参加表明書と入札参加資格関連の書類に加え、以下の書類を追加で作成し提出します。

・事業者の概要、業務実績

・業務従事予定者の経歴、専任性、配置計画、スケジュール

・本案件に関する具体的な方策、長期戦略、構想

・地域の特色を踏まえた企画提案 などなど

 

これは大変です!!

 

ちなみに、本案件の評価基準は以下のとおりでした。

(1)第一次審査

事業者について

・資格要件(取得資格)

・専門技術力(経験年数、実績)

・専任性(手持ち業務量)

・安全性

企画提案内容について

・基本理念の理解

・事業対象者の理解

・実施体制の的確性

・独創性と発展性

・持続可能性、将来性

・見積金額の妥当性

・社会貢献、環境配慮 等

 

(2)第二次審査

・業務趣旨の理解

・提案の実現性、発展性

・地域との協調性

・取組意欲

 

以上、私にはハードルが高すぎましたので、今回は見送らせていただきました・・・

 

2.プロポーザル案件に挑戦してみよう!

いかがでしたでしょうか?  プロポーザル案件は、価格は評価対象外ですが、その反面、品質や事業所の経営体制が厳しく評価されます。しかし、採択されれば、高品質のアウトプットに見合った、しっかりした利益も確保できます。貴社も、積極果敢に、プロポーザル案件に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

 

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