【 入札用語ノート 】(3)

本コラムは、本サイト運営者KTが、自ら入札知識を得るために集めた用語を、ただただ紹介していくものです。不定期で追加していきます。お役に立てましたら幸いです。

【 入札用語ノート 】

オープンカウンター方式

国土交通省中部地方整備局によると「オープンカウンター方式とは、随意契約において、契約担当官等が見積依頼の相手方を選定せず、参加希望者から提出される見積書により見積合わせを行い、契約の相手方を決定する方式をいう」とあります。
すなわち、オープンカウンター方式は、公募により随意契約の相手方を決めるシステムであると言えます。

基準価格、低入札価格調査基準価格

低入札価格調査が実施されるボーダーライン価格を「基準価格(低入札価格調査基準価格)」と言います。
入札価格の妥当性は調査結果によりますので、それが基準価格を下回っていたとしても最低制限価格を下回っていなければ、落札の可能性があります。

全省庁統一資格

国の全ての省庁およびその下部組織や管轄機関の入札参加資格です。
資格の区分は、「物品の製造・販売」「役務の提供」「買受け」から成り、この資格を取得すると、国や国の機関から出される調達案件(入札案件、随意契約案件)を受注できるようになります。

等級、ランク

入札参加資格の有資格者には通常、等級(ランク)というものが付与されます。
例えば、全省庁統一資格の場合は、年商、自己資本、営業年数等を基に付与点数が計算され、AからDのいずれかの等級が割り振られます。

業者コード

入札参加資格の有資格者には通常、業者コードというIDが割り振られます。
業者コードは、資格の更新によって変わることはありませんが、資格を失効した後の再申請では変更となります。

再公告、再度公告

入札公告が出されたにもかかわらず入札に応募する事業者がいない場合や、入札を実施しても落札者が決定されない場合は、入札そのものを中止し、時期や条件などを変えて、改めて入札が公告されることがあります。これを「再公告」または「再度公告」と言います。

再委託

落札後の契約履行に際し、業務の全部または一部を他の事業者に委託することを「再委託」と言います。
再委託を行う場合は通常、発注元への事前報告とその承認が必要です。

RFP

"Request For Proposal"の略であり、「提案依頼書」と訳されます。
システム関連の案件で用いられる用語であり、調達機関が求めるシステムの概要や目的、仕様、条件などを開示して、システム事業者に技術提案を求めるものです。

RFI

"Request For Information"の略であり、「情報提供依頼書」と訳されます。
システム関連の案件で用いられる用語であり、調達機関がRFP(提案依頼書)の作成に際し、求めるシステムに関する情報を広く募集するものです。

RFQ

"Request For Quotation"の略であり、「見積依頼書」と訳されます。
システム関連の案件で用いられる用語であり、調達機関が求めるシステムの開発に係る金額の見積りをシステム事業者に依頼するものです。

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