兵庫県の入札情報の調べ方や流れ

公共団体の事業を民間企業に発注する際は、財源となる税金を無駄なく使えるよう、入札により請け負う企業を決めることとなります。
入札に参加する企業に制限はなく、入札し契約に至るのは、不特定多数の中で最も低い価格を提示した業者です。
IT化の進む現在、各地方自治体の入札で増えているのが、インターネットを経由する電子入札。
兵庫県でも2008年10月から電子入札を実施しており、一連の手続きは全てインターネット上で行われます。
入札に参加するためには、さまざまなステップを踏まなくてはなりません。
この記事では、兵庫県の入札情報の調べ方や流れなどをご紹介していきます。
兵庫県で入札を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

兵庫県の入札情報の調べ方

兵庫県の入札情報は、兵庫県のホームページに掲載されています。
トップページから探す場合は、ページを一番下までスクロールさせ、「オンラインサービスなど」の項目から「電子入札」を見つけることができるでしょう。
トップページ中央にある検索窓に「電子入札」と入れ、検索から見つけることもできます。
ここは、入札公告や開札結果の閲覧や、申請書のダウンロードなど、兵庫県の入札の各種手続き情報がまとめられているページです。
建築工事や測量の入札情報を見つける場合は、まず「入札・公売情報」を開きましょう。
希望の項目をクリックすると、「入札情報サービス」というサイトのトップページに飛びます。
上にあるタブを選択し、入札できそうな案件を探してください。

兵庫県の入札に参加する際の流れ

兵庫県で採用されているのは、一般競争入札と通常型指名競争入札、公募型指名競争入札、標準プロポーザル方式の4種類です。
ここでは、基本的な一般競争入札の流れについて見ていきましょう。
兵庫県の入札手続きはすべて「電子入札システム」の中で行います。
発注情報を検索し、入札できそうな案件を見つけたら、まずは参加申請書の提出です。
申請通知書の受理で参加が認められ、入札書を提出するステップに進みます。
入札書には、内訳書及び技術資料の添付が必要です。
その後、入札書受付票受理、入札締切通知書受理を経て、落札者決定という流れとなっています。
兵庫県では、添付ファイルの安全性チェックのため、入札期間の最終日の受付時間を午前9時から正午までとしています。
電子入札システムは時間管理されているため、締切時間ギリギリに送信した場合、通信状況によっては時間内に完了しないことがあるかもしれません。
時間に余裕をもって提出するようにしましょう。
入札終了後は、「電子入札システム」から進捗情報や結果を確認することができます。

兵庫県の入札に参加する際に必要な準備

兵庫県の入札に参加するためには、インターネット環境に対応したパソコンとプリンタ、ICカード、ICカードリーダ、そして、県土整備部から発行された登録番号が必要です。
まずは民間認証局からICカードとICカードリーダを購入しましょう。
手元にICカードが届いたら、セットアップを行います。
兵庫県電子入札サイトの利用者登録で、企業IDと利用者登録完了のメールが届けば、準備完了です。
電子入札システムにログインし、電子入札へと進めていきましょう。

しっかり準備して入札に進もう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、兵庫県の入札についてご理解いただけたと思います。
兵庫県は、全てインターネット上で行う電子入札です。
事前に用意しておくものもあるため、しっかり準備して入札に臨みましょう。

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