
本記事では、入札に関心を持ち参加を検討されている方に向けて、ユニークな入札案件をご紹介します。
多くの人達は、入札案件といえば、公共工事や、広報誌など定期刊行物の製作等、お堅い仕事ばかりというイメージを持たれているかもしれません。しかし、よく調べていくと、意外な仕事が入札案件として公募されていたりするものです。
おかげさまで、ユニークな入札案件Ⅰ、Ⅱが好評でしたので、今回も、実際に公募された(今も定期的に公募されている)ユニークな入札案件をご紹介します。
1、ユニークな入札案件
婚活イベント
晩婚化や未婚化が人口減少の大きな要因となっていることから、婚活を支援する自治体も増えています。
婚活イベントは、数年前に、千葉県市川市が実施して話題になり、その後、他の自治体でも実施されるようになりました。今は、コロナ渦で一旦下火になっていますが、今後は、オンラインによるイベントなども含め、多く企画されるようになっていくのではないでしょうか?
内容は、イベント参加者に地域の協賛店や施設を開放し、参加者に共同作業やイベントなどを通して交流を持ってもらうものが一般的です。利用される店舗や施設には、地元の特産品店や観光名所などが選定され、地域外からの参加者が地元に興味を持ってくれるような工夫が盛り込まれたりもしています。
まちづくり
主に都市再生機構や地方自治体の振興課などが、地域発展のために民間事業者に協力を要請する案件です。
内容は、土地の権利関係などの事前調査から始まり、基本構想プランの検討、用地の取得、施設の建設・管理まで幅広く、シビル・コンサルティング・マネージャー(RCCM)や建設コンサルタント、一級建築士、技術士(建設部門)などの有資格者がプロジェクトメンバーとして集められます。
成果として、主要駅周辺の計画的開発、大規模団地の設営、市街地の遊休土地再開発などが行われています。
移住支援
人口減少や流出を食い止めるべく、自治体が地元への移住を積極的に支援する案件です。
内容としては、地元または東京などで開催する"移住フォーラム”や”移住相談会"の運営、移住プロモーションのための広告・広報・宣伝活動、移住希望者に住居や就業先を紹介するマッチングサイトの開設・運用、移住体験ツアーの実施など様々です。とくにユニークな案件としては、移住検討者にキャンピングカーを貸し出す、「キャンピングカーによるラクラク移住先探し」(長崎県)というものもあります。
人口減少は地域にとって大きな痛手なので、どの自治体も取り組みには積極的です。
入札マーケットは「仕事のデパート」
いかがでしたでしょうか?
「え?そんなものも入札に出てるの?」と思われた方も多いのではないでしょうか?
入札マーケットは、多種多様なお仕事が公募される、まさに「仕事のデパート」だと言えます。貴社も、入札情報検索サイトで自社に合ったユニークな入札案件を探されてみてはいかがでしょうか?
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