
入札に参加する際、多くの調達担当官とやりとりをしていて、お役所でよく使われる用語があることに気づきました。そこで、本シリーズでは、お役所関連の用語を紹介していきます。
本省・本庁クラスになると、エリートが多いためか、カタカナ用語が飛び交います。いずれも入札説明会などでは、普通に使われるワードであるため、知っておく必要があります。今回は、お役所用語カタカナ編の(後編)です。
【 お役所用語ノート 】
スキーム
"scheme"は"schedule"(スケジュール)よりも緩い計画を意味しますが、「全体の枠組み」という意味でよく使われます。
ドラフト
言葉の通り、"draft"(草案、下書き)という意味で使われます。
ネガチェック
"negative check"の略称であり、「簡単な文章チェック」を意味します。
ネゴ
"negotiation"の略称であり、「交渉」という意味で使われます。
ビヘイビア
"behavior"(行動、振る舞い)という意味で使われます。麻生元首相も記者会見などでよく使っていました。
リバイス
"revise"(改訂)という意味で使われます。
レク
"lecture"(講義)という意味ですが、「簡単な説明」という意味でも使われます。高市早苗議員の国会答弁で有名になりましたね。