便利な電子入札を行う流れ5ステップ

従来は紙ベースで行われていた入札ですが、見積書の郵送や仕様書の受け取りなどの手間を効率化するため、国土交通省より「電子入札」が先導スタートしました。
行政機関と入札参加者それぞれにメリットの大きいこの電子入札、まだ利用したことのない方のためにも今回は分かりやすく導入手順をステップごとに解説していきます。

電子入札を手順ごとに説明

パソコンやソフトウェアのスペックを確認

電子入札はインターネットを通して行うため、まずはパソコンやソフトウェアのスペックを確認する必要があります。
電子入札における推奨環境は、利用する民間認証局によって細かな制限があるため、スムーズな取引を行うためにも事前に確認しておくと良いでしょう。

ハードウェア環境の主なチェック項目
・CPU
・メモリ
・HDD容量
・グラフィックプロセッサ

ソフトウェア環境の主なチェック項目
・OSのバージョン
・使用ブラウザのバージョン
・JAVA実行環境

ICカード・ICカードリーダの購入

電子入札を行う際は、事前にICカードとICカードリーダを準備しておかなければなりません。
ICカードは、電子入札の特有となるインターネット利用のリスクを回避するためのもので、利用者本人であることを特定する電子証明書となります。
このICカードを読み込むICカードリーダも必要なので、どちらも参加する民間認証局にて購入しておきましょう
その際、ICカード発行に必要な書類もあわせて確認しておくとスムーズです。

電子入札補助アプリのインストール

新方式の電子入札コアシステムの利用には、「電子入札補助アプリ」が必要です。
民間認証局で指示された手順で電子入札アプリを更新したら、この電子入札補助アプリも正常にインストールされているか確認をします。
同時に電子入札システムを判別するためのURLも登録されますので、正しく登録できているかチェックしておきましょう。

接続確認

端末の設定が完了したら、次は電子入札システムがICカードを利用して正常に動作するかを確認します。
接続確認の流れは、「利用者登録」によって利用者情報やICカードを登録し、接続確認用サーバーにて動作確認を行います。
※ここでの利用者登録とは、接続確認専用の情報になるので本番の電子入札システムを利用する際は改めて利用者登録が必要です。

電子入札開始

ここまでの手順が問題なく完了したら、いよいよ本番の電子入札システムが利用できます。
利用者登録を改めて行い、電子入札システムを利用開始しましょう!

電子入札の導入は意外と簡単!

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、電子入札システムを利用するまでの流れがお分かりいただけたかと思います。
メリットの多い電子入札は、官公庁でも薦めていることから電子入札ならではの案件もあり、参加できる企画の幅も広がるでしょう。

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