ユニークな入札案件のご紹介

 

本記事では、入札に関心を持ち参加を検討されている方に向けて、ユニークな入札案件をご紹介します。

入札案件といえば、公共工事や、ポスター・広報誌など定期刊行物の製作等、お堅い仕事ばかりというイメージを持たれているかもしれません。しかし、よく調べていくと、意外な仕事が入札案件として公募されていたりするものなのです。そこで今回は、実際に公募された(今も定期的に公募されている)ユニークな入札案件を5つ、ご紹介します。

 

ユニークな入札案件5つ

お弁当

 発注機関としては、各地の自衛隊駐屯地が圧倒的に多く、お弁当の種類も、幕の内弁当、から揚げ弁当、ハンバーグ弁当、とんかつ弁当などバラエティが豊富です。自衛隊員の食事ということもあり、栄養価には気を付けられており、ご飯や主菜・副菜それぞれの重量やカロリーまで細かく規定した案件もあります。入札の流れとしては、事前にお弁当の見本を提出し、見本の賞味審査と単価等を総合的に判断して落札者が決められるケースが多いようです。

 

埋蔵文化財発掘調査業務

 歴史的価値のある遺跡等の調査業務であり、表土の掘削から、遺構の検出、遺物の収集・記録、埋め戻しまでの一連の作業を行うものです。2021年は、沖縄県首里高校内遺跡、新潟県石蔵遺跡、三重県西明寺遺跡、千葉県弘法寺古墳などで調査が行われました。調査結果は、奈良文化財研究所が運営している「全国遺跡報告総覧」のサイトで閲覧できます。

 

希少野生動植物種の保護増殖業務

 環境省や農林水産省などから発注されています。2021年は、シマフクロウ・オジロワシ・オオワシ(環境省釧路自然環境事務所)、ミヤコタナゴ・アホウドリ・オガサワラカワラヒワ(関東地方環境事務所)ライチョウ(信越自然環境事務所)、ツシマヤマネコ(九州地方環境事務所)、アマミノクロウサギ、アマミヤマシギ(沖縄奄美自然環境事務所)などの保護増殖業務が行われました。

 

イノシシ等捕獲業務

 環境省や自治体等が、農作物被害や野生動植物の生態系維持のため、イノシシや特定外来生物(アライグマ等)の捕獲を委託するものです。捕獲業務には、害獣駆除を目的としたものの他、ニホンカモシカなど特別天然記念物の個体数や妊娠状況の調査を目的としたものもあります。

 

イメージキャラクター制作業務

 自治体等が、ご当地「ゆるキャラ」や「〇〇週間」などのイベントの為、イメージキャラクターの発案・制作を委託するものです。また、法務省の「人権イメージキャラクター」など既にキャラクターが決まっている場合は、関連グッズ(着ぐるみ、ノベルティ、LINEスタンプ等)の製作依頼が出されています。

 

入札マーケットは「仕事のデパート」

 

いかがでしたでしょうか?

「え?そんなものも入札に出てるの?」と思われた方も多いのではないでしょうか? 入札マーケットは、多種多様なお仕事が公募される、まさに「仕事のデパート」だと言えます。入札情報検索サイトで、自社に合ったユニークな入札案件を探されてみてはいかがでしょうか?

 

 

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